鈴建:天井の下地の作り方とは??

2018/09/12
さて、今回は天井の下地はどのように作られているのか、説明していきます。

家には必ず存在する天井。

平らな天井、傾斜(勾配)が付いた天井、一定間隔で木(梁)が見えている天井。部屋の真ん中だけ折りあがっている天井、R(アール)形の天井。

など。 

言葉だけじゃ分かりにくいと思います(;^ω^)  

今、伝えた天井は、それぞれ作り方(納め方)があります。

作り方は、大工さんによって異なります。

なので、コレ!!といって手順の決まりはありません。

ようは、見た目で同じように見えれば、それでOK! なんです。

いい加減なように聞こえるかもしれませんが、そうなんです。

大工さんごとに、親方(師匠)がいて、その方から基礎を教わり、そこから、自分なりにアレンジしていくんです。

いかに早く、正確に!

自分は親方にそう教わり実践し、改良を繰り返し、自分の物にしました。

今回のO様邸の現場では、平らな天井。木(梁)が一定間隔で見える天井。 部屋の真ん中だけ折りあがっている天井(折り上げ天井)。 

で納める事に決まりました。

これから写真で載せますが、

天井板が貼られていないので、凄く分かりにくいと思います(;^_^A

まずは平らな天井の下地です。




その次に、木(梁)が一定間隔で見える天井。

そして、折り上げ天井。


写真をみても、何??

という感じだと思います(;^_^A

でも天井付近(写真、上の方)に木が組まれているのは分かると思います。

これが天井の下地なんです。

自社では基本、3センチ×4センチ、長さ4メートルの長方形の形をした木材を使い天井の下地を作ります。

その材料を部屋ごとに、長さを切ったり、継ないで伸ばしたりして長さを決めて、

それを、骨組み(間柱、柱)に釘で打ち付けていき、

天井となる面に、天井板が貼れるように、一定間隔で下地を組んでいくんです。

それで、完成したのが↑の写真です。

天井の下地を組む作業。 常に上を向いての作業になるので、首肩にくるんです。

それに高い場所までいき作業するので、上がったり、下りたりの繰り返し。

まぁ、、、まだ若いから余裕です!!


 次回、天井板が貼れた状態でブログを更新します。

その方が、天井の形状が分かりやすいと思います(^^)/


 O様。 天井の下地をみても、スルーな反応でした(;^_^A

それだけ、まじかで見ても、反応がないという事は、絡みようがない、扱いづらい奴なんでしょう。(天井下地のこと。)

天井板が貼れたら、O様は反応するんだろうなぁ。

期待です(^^)/

また進展がありましたら、更新します!(^^)!