鈴建:O様邸、天井完成!!(大工工事)

2018/09/17
天井完成しました!(大工工事)

前回のブログで、天井下地の事を書きました。

今回は、その下地に天井板を貼った箇所の写真を載せていきます。

天井板と書きましたが、O様邸ではプラスターボードという物を採用しました。

採用したと書きましたが、どこの現場でもほぼ9割型、使われている物です。

石膏ボード・・・石膏を主成分とした、素材を板上にして、特殊な板紙で包んだ建築材料。
        安価であるが、非常に丈夫であり、断熱・遮音性が高い。
        
これらの特徴もあり、石膏ボードは主に天井、壁に使われます。 

O様邸では一部屋だけ、無垢の材料(キレイな木材)を使い、天井を貼ることになるかもしれませんが、検討中です。

 石膏ボードには大きさ(規格)が決められています。 天井に採用した規格の寸法は9.5㎜厚で910㎜×1820という大きさの材料。(他にも規格で寸法はあります。)
1枚あたり、10キロ近くあるそうです(;'∀')

この大きさの材料を、天井の下地に合わせて、切断していき、ビスで天井下地に止めていきます。

この繰り返しを、家中全ての天井に行います。

o様邸では1,2階合わせて80枚以上貼りました。10キロの重さを80回以上、持ち上げて、支えながら、ビスで止めていく(;^_^A

慣れれば、余裕なんですがね。 家造りの中で一番ツライ作業であると自分の中では思っています(;'∀')

天井を貼る時、2人で貼れれば凄く効率もよく、そこまで重さも感じずに貼れるのですが、

今回は自分1人でした。 2日かけて貼り終えたんですが、なかなかハードでした(;'∀')


 o様、おー貼れたなぁ~!! 雰囲気出てきたよ~!!高さもまぁまぁいいんじゃないか!

今回の現場の天井高は2400㎜が平均で、 最高に高いところで吹き抜けの4500㎜。

凄く満足そうでした(^^)/ 

天井下地の時のスルーな感じとは、正反対の反応を見せてくれたので、安心しました(^^)/

やはり天井が目に見えるだけで、安心感がでたんだと思います。

次は床の仕事になりますよ!! そう伝えると、凄く興味深そうに、「そうか~」と反応してくれました☺

 この後の工程として、天井→床→階段→建具枠→造作カウンターやニッチ取付→壁  という流れで仕事が進んでいきます。

o様も毎日の変化が感じれるようになるので、見ていて凄く楽しめると思います(^^)/  

 次回のブログでは、床が貼れた状態で更新していきます。

最後に、写真を載せていきます。

折り上げ天井


平らな天井


 
梁見せ天井