鈴建:床(フローリング)の貼り方とは?

2018/09/25
天井の仕事も終わり、その次の工程へ入ります。

次の工程とは、床貼りです。

木質の床材には沢山のデザインや種類があると思われますが、主にこの2つの仕組みが基本となり、製造されています。

無垢のフローリング・・・一本の原木から接着剤をしようせず、必要な寸法の形状にフローリングとしているもの。

複合フローリング・・・基材と呼ばれる部材と仕上げ用の化粧板を接着剤を使い、貼り合わせた複層枚の層から成り立つフローリング。


基本、無垢(ムク)は価格が高価。 複合フローリングは安価。 と、思ってくれて大丈夫です(^^)/

それぞれに、メリット、デメリットはあります。

詳しくは↓をご覧ください。

https://www.mituyasu.com/crust/945

O様邸では、複合フローリングを使わせてもらいました。

デザイン性が豊富なメーカーから、今回は木目が鮮やかに描かれている床板を選択しました。

その中で、色を選べるのですが、

O様邸では家族全員、床の色が異なる物を選択しました。

各部屋ごとの空間に特徴があり、良い感じです( ´∀` )


 タイトルに書きました、床貼りの施工方法はというと、

12㎜の厚みで、303㎜×1820㎜という形状のフローリング材を、

専用の接着材を用いて、一枚ずつ貼っていきます。

ここからが、大工さんポイント☺

フローリング材には、貼っていくと分かるのですが、目地といって、溝が一定間隔で刻まれます。

その溝のラインが部屋の、すみ部分にはいると、見た目が悪いので、フローリングをはる前に、確認していきます。

真四角の部屋、長方形の部屋なら、基本、始めと終わりの溝の幅が同じになります。 まぁ見た目なんですけど、、、自分はこだわっています(#^.^#)

それと、床板を繋ぐ位置も、一定間隔でずらしながら、貼ります。
 
このような点を考慮しながら、一部屋ずつ、正確に施工していきます。

 
 鈴建では、一階に関しては2層構造(40㎜)。 2階は防音も兼ねて、3層構造(50㎜)になっています。(   )は床の厚みです。
  
昔の家では(12㎜)しか床の厚みがなかったので、3~4倍は丈夫な造りになっているのはわかりますよね(^^)/

 
O様、「おぉ~床貼れたなぁ~!! 俺の部屋の床の色、味があっていいなぁ~! 思った通りの色だ!!」

「それに比べて、この某部屋の床板はちょっとイメージが違うんだよなぁ~。 でもオカーチャン(O様の奥様)が言うんだから、まぁしょーがないよなぁ~。」
 
「女の人には勝てないからな~(苦笑)」

奥様と娘さん達に勝敗があったようです('◇')ゞ

こんなに強そうなO様でも、家では、、、なのかなぁ??

妄想している自分☺

 「どの家庭も女の人が強いですかね~??」 と僕が質問すると、

まぁ、大半そうだろな!! 時代だよな!! 

二人して談笑していました(笑)

その他にも色々と話しましたが、、、久々に盛り上がりました(^^)/

 
 次の工程は、壁を仕上げていきます。また進展しだい更新します!!


最後に写真をのせていきます。