鈴建:内部下地完成!!

2018/09/29
前回のブログでは、床板が貼れたところまで、載せました。


天井→床→。  その次は、壁を仕上げていきます。


壁を貼る材料も「石膏ボード」です。


O様邸の現場では、柱、下地材を無垢の杉材を使っています。    

無垢なので、耐久性もいいし、何より本物の木なので、シックハウスような心配も安心だし、健康的。

その代わり、生きている木なので、反って曲がっていたり、ねじれていたりしています。

なので、そのまま壁(石膏ボード)を貼ってしまうと、壁がベコベコになってしまい、見た目も悪くなってしましまいます。

 そこで、壁を貼る時に下準備が必要になってきます。

それが、内部下地(胴縁打ち)なのです!!

 
写真でも載せますが、15㎜の厚みで45㎜の幅の材料を使い、柱に対して横向きに一定間隔で打ち付けていきます。

ただ打ち付けるのではなく、

壁が真っすぐになるように、凹んでいるいるところ、膨らんでいる所には、削ったり、数ミリ単位でカイモノをしていきます。

とにかく壁が平らになるように、真っすぐな定規をあてながら、仕上げていきます。

 
 この内部下地。 とても大工さんの手間はかかりますが、将来的な事を考えるとメリットがすごくあります(^^)/

まず、クロスを貼り何年か経つと、必ず起きるクラック(ひび割れの現象)。 これが、軽減できます。

将来的に壁に額など、飾り物を付けたいという時も、木が一定の間隔で家中、入っているので、自由がききます。


ここでポイント!!  石膏ボードには、釘やビスは効かないんです!!

 今日まで、約3日間、地道に内部下地(胴縁)を打ち続けてきました。

なかなか手間がかかっていたので、O様も「大変そうだなぁ~」と、渋顔(;^_^A

「壁が平らになるように、微調整しながら木を打ち付けているんですよ!」と説明すると、

「どこかの某ハウスメーカー」のようにバンバン仕事はできないんだなぁ~。大変だ。。。」

そうなんです。 それだけ慎重に仕事ができるのは、やはり「工務店」なんですよね~。

このような会話をして、納得した様子でした。


今日で、内部下地が完成したので安心しました。

また現場が進み次第、更新します。

 最後に写真を載せていきます。






頑張りました☺